人に依存しないで幸せになる方法は“自然”にあった。キャンプが変えた私の恋愛観

たった一度のキャンプで、私の人生は変わりました。
それまでは「キャンプ=虫が多くて大変そう」と思っていた私。
でも、友達に誘われて椅子ひとつ持って行った無料キャンプ場で、人生観がひっくり返る体験をしたんです。
使い捨ての炭火コンロで焼いたお肉やパン、初めて挑戦したアヒージョ。おやつのマシュマロまで、外で食べるだけでどうしてこんなに美味しいの!?と仰天。
そして一番の衝撃は、最高の景色を前に“ただぼーっとする時間”。
今まで「時間を無駄にしちゃダメ」「何かしなきゃ」と焦って生きていた私が、初めて「何もしない幸せ」を知った瞬間でした。
その日から、私は“時間を贅沢に使う生き方”を選べるようになったのです。
「彼氏がいない=不幸」だと思っていた私
私はいつも、彼氏がいる状態が当たり前でした。
別れてはすぐに次の相手を探して、常に“次の依存先”を求めていたんです。
正直に言うと「結婚したら働かなくていいから早く結婚したい!」という気持ちも強くて、自分の時間をどう過ごしたいかなんて、ほとんど考えたことがありませんでした。
具体的にどんな彼氏依存だったかというと、
- お互い休みの日は必ず会おうとする
- 会えないとわかると機嫌が悪くなる
- 機嫌を直してくれる彼氏が好き
- あわよくば専業主婦になり、子育てを理由に金銭面の依存もしようとしていた

こんな考えの彼女と誰も結婚したいだなんて思わないのね。
もしこの考えのまま、奇跡的に結婚できたとしても、離婚していたと思います。
相手にとってはただの負担ですからね。
自分がしっかりとした土台をもって自立できてから、パートナーを探すことの重要さに気づきました。
そうすると、自然といい男性が近寄ってくるようになりました。
友達に誘われて、道具ゼロで行った初キャンプ
そんな私を変えるきっかけになったのが、友達に誘われた初めてのキャンプです。
道具なんて何も持っていなくて、唯一持って行ったのは折りたたみ椅子ひとつだけ。
無料のキャンプ場に着いて、使い捨ての炭火コンロで焼肉やパンを焼き、アヒージョまで挑戦しました。おやつにはマシュマロ。
それだけなのに、なぜか胸がドキドキワクワクしていたのを覚えています。

キャンプちょっと気になってて、無料キャンプ場でやってみない?椅子はある!

私もちょっと気になってた!行ってみよ!
職場の先輩に誘われてちょっとだけ体験したこともありますが、そのときはあまりよさがわからなかったです。
やはり受動的ではなく自分たちの意思でやろうと思って行動するのでは、全く世界が変わります。
炭火焼肉とアヒージョとマシュマロで衝撃!“外で食べる”だけで世界が変わった
焼肉を口に入れた瞬間、衝撃を受けました。
「え、外で食べるだけで、なんでこんなに美味しいの!?」
そして焼いたマシュマロは、ふわふわとろける甘さに驚き…。
ただの食事なのに、幸せすぎて思わず笑ってしまいました。
使い捨ての炭火コンロはホームセンターで見つけました。
これならお手軽に炭火体験できます!
実際に初キャンプで食べたもの



最高の景色の中、炭の香りに包まれ、ハンモック型のリラックスできる椅子に座りながら食べる食事は何を食べてもおいしい…。
こんな幸せなことを今まで知らなかったことに少しショックを受けつつ、きれいな空気を吸い込み、幸せに浸りました。
実際に見ていた景色

最高の景色を前に、ただ“ぼーっとする”贅沢を知る
実は私は、それまで「手が空いたら何かしなきゃ」と思って生きてきました。
時間をもて余すのが嫌で、常に何かで埋めようとしていたんです。
でもキャンプ場で、ただ景色を眺めてぼーっとしているだけの時間が訪れました。
そこで初めて「何もしないって、こんなに贅沢なんだ」と感じたんです。
空の色の移り変わりをゆったり感じたり、木の葉っぱがそよそよと風に吹かれて心地よい音をただただきいたり。
「時間を無駄にしてる」と思っていた自分が、「何もしてないのに満たされている」ことに驚きました。
“彼氏がいないと寂しい”から“自分の時間が楽しい”へ
キャンプをきっかけに、私は少しずつ変わっていきました。
- 次のキャンプでは何を料理しよう?
- 焚き火台を買ったらダイナミックな炎を自分で楽しめるかな?
- 焚き火台を買うなら、どれが使いやすいかな~、コンパクトになるものはないかな?
- そしたら火ばさみも使いやすいものが欲しいな
などキャンプのことで頭がいっぱいになり、
「彼氏がいないと寂しい」という気持ちが薄れて、
「自分の時間をどう楽しもう?」と考えるようになったんです。
そしてそこからどんどんやりたいことが広がっていき、キャンプ、植物、コーヒー、鉄フライパン…。
新しい趣味を見つけることが、自分を支えてくれるようになりました。
キャンプがくれた“自立する勇気”
恋愛に依存していた私にとって、キャンプはただのアウトドア体験ではありませんでした。
自然の中で過ごす時間が、心を解放してくれ、自分で自分を満たせるんだと気づかせてくれたんです。
キャンプがくれたのは、“自立する勇気”でした。
恋愛中心だった人生が、「彼氏がいなくても楽しめるのか」と思えるまでに変わりました。
まとめ:キャンプがくれた“心の自由時間”
私は長い間「彼氏がいないと寂しい」「早く結婚して楽になりたい」と思っていました。
でもキャンプをきっかけに、自分の時間を楽しむこと、自分で自分を満たすことの大切さに気づけました。
自然の中で食べるごはんの美味しさ、ただぼーっとする贅沢、そして「今ここにいる」だけで感じられる安心感。
その全部が、私を恋愛依存から少しずつ解放してくれたんです。
次回予告:キャンプから広がった“小さな幸せの輪”
キャンプがきっかけで、私は植物やコーヒー、鉄フライパンなど、暮らしを彩る新しい趣味に出会いました。
次回はその中から、植物がくれた癒しと気づきについてお話ししたいと思います。
きっと「日常の中で小さな幸せを見つけたい人」に役立つはずです?
あなたも“小さな一歩”を踏み出してみませんか?
もし「休むのが苦手」「ひとり時間を楽しめない」と感じているなら、
大げさなことをしなくても大丈夫。
ちょっと公園で空を見上げるだけでも、ベランダでコーヒーを飲むだけでも、
自分の時間はきっと取り戻せます。
そして、その小さな一歩が、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。