好きなのに振られてしまう…その原因は“依存”かも

どうして好きなのに振られるの?
恋愛で「どうして私ばかり振られるんだろう…」と悩んでいた時期がありました。
性格が悪いわけじゃないのに、いつも同じパターンで終わってしまう。
恋愛で振られることが続いたとき、私は「私に魅力がないからだ」「相手を楽しませることができないからだ」と自分を責めていました。
でも、よくよく振り返ってみると、原因は必ずしも「私の価値が低いから」ではなかったのです。
実は私、かなりの依存体質でした。
この記事では、私自身が依存体質から少しずつ自立していった体験を交えながら、
恋愛が楽になるヒントをまとめました。
「なんでうまくいかないんだろう?」と感じている人に届けば嬉しいです。
依存体質とは?
相手に気持ちを委ねすぎてしまう状態
依存体質とは、簡単にいうと「自分の心の安定を相手に任せてしまう状態」です。
好きな人が笑っていれば安心し、冷たい態度をとられると一気に不安になる。
「嫌われていないかな?」「連絡が来ないのはどうして?」と考えすぎてしまい、気づけば自分の気分が相手の行動次第になっている。
この状態が続くと、相手にとっては「重い存在」になってしまいがちです。
そして本人も、相手がいないと不安で仕方がなくなるため、恋愛に依存してしまう悪循環に入ってしまいます。
私の体験談
彼に機嫌を取ってもらうのが当たり前だった頃
私は当時、仕事や人間関係で嫌なことがあったとき、自分で気持ちを切り替えるのが苦手でした。
その代わりに、彼に会って愚痴を聞いてもらったり、優しい言葉をかけてもらったりすることでしか安心できなかったんです。
今思えば、「自分の機嫌を取ること」を彼に丸投げしていたんだと思います。
彼からすれば、疲れているときでも私の感情の面倒を見なければならず、知らず知らずのうちに負担をかけていたはずです。
その結果、彼が少し冷たい態度を取ると「もう私のことが嫌いになったの?」と過剰に不安になり、問い詰めてしまう…。
これが繰り返されるうちに、彼との関係はどんどん重たくなっていきました。
当時の私は「恋愛=相手に満たしてもらうもの」だと思っていたんです。
でも、それは本当の意味での「愛」ではなく、ただの「依存」だったのだと、今なら分かります。
なぜ依存体質だと振られやすいのか?
依存体質の人は「相手に自分を満たしてもらおう」とする気持ちが強い傾向があります。
最初は「甘えてくれて可愛い」と思ってもらえるかもしれません。
でも、それが毎日のように続くと、相手にとっては大きな負担になってしまいます。
恋愛は本来、 「お互いが心地よく過ごせる関係」 であることが理想です。
ところが依存体質だと、どうしても「相手に尽くしてもらう前提」になってしまい、
- 感情コントロールができずに、そのまま相手に爆発してしまう
- 恋人との予定を優先しすぎて、自分の時間を大事にしない
- 趣味が無いので、恋人のことを常に考えている
こうした行動が続くと、相手は「重い」と感じるようになり、距離を置きたくなります。

上の3つは実際にねこのねが行動していたことなのね。
つまり依存体質は、無意識のうちに「振られるリスク」を高めてしまうのです。
依存から自立へ変わるために私がやったこと
依存体質から抜け出すには、いきなり「自立した女性」になろうとしてもうまくいきませんでした。
私が試して効果を感じたのは、小さなことを積み重ねて「自分で自分を満たす」習慣を作ることです。
① 自分の機嫌は自分でとる
以前は喧嘩をすると、彼に泣きじゃくったり、無視したりしていました。
でも、これでは相手に負担が大きいと気づき、
- 笑える動画や癒されるお気に入り動画を見つけておき、それを見る
- 感情が乱れているときは、恋人に近づかない
- イライラしているときはとりあえず寝る
- 生理周期を把握し、感情が乱れやすい時期を確認しておく
など、「自分で気分を上げる方法」を探しました。

ねこのねは排卵日の2,3日前から生理予定日の2,3日前までの2週間は肌荒れになりやすく、ストレスで泣く確率があがるのね。
② ひとり時間を楽しむ
依存していると「常に彼と一緒にいたい」と思ってしまいがちです。
私はあえて、ひとりで本を読んだり、散歩をする時間を増やしました。
新しい趣味を見つけるのもおすすめです。
私も20代前半では全く趣味がなく、どうやって見つければよいのかもわかりませんでした。
若いうちに「いろいろ新しいことに挑戦してみる」というのを大事にしていると新しい趣味が見つかりやすくなります。
スノボをしてみたり旅行でパラグライダーをしたり、友達に誘われてキャンプに行ってみたり、といろいろ経験していく中で、私はキャンプにハマり、そこからどんどん趣味が広がっていく感覚がありました。
そうすると、だんだん「ひとりでも満たされる」感覚が育ちました。
③ 小さな成功体験を積む
自分に自信がないと、どうしても相手に依存してしまいます。
そこで、スクワットを毎日続ける、英語学習アプリで毎日勉強する、など
「小さくても達成できること」を積み重ねました。
小さく続けることができるようになると、次はこれもしてみようかな?と挑戦欲も高まります。
このおかげで昔の私からするととてもハードルの高かったジャーナリングをつづけられるようにもなりました。
そして「私は私で大丈夫」という感覚につながっていきました。
この3つを繰り返すうちに、少しずつ彼に依存する気持ちが減っていきました。
気づけば恋愛だけに心を支配されることがなくなり、
相手との関係も前よりずっと楽になったんです。
依存体質から自立すると恋愛はもっと楽になる
依存体質のまま恋愛をすると、相手に「重たい」と思われたり、振られる原因になりやすいです。
私自身、何度も同じ失敗を繰り返してきました。
でも、自分の機嫌を自分でとる、ひとり時間を楽しむ、小さな成功体験を積む――
そんな小さな習慣を意識するだけで、少しずつ「自分に満足できる状態」に近づいていきます。
自分で自分を満たせるようになると、恋愛に対しての不安や執着が減り、
「一緒にいると心地いい」と思ってもらえる関係を築きやすくなります。
依存体質から自立するのは一朝一夕ではありません。
でも、一歩ずつ積み重ねていけば、恋愛も人生もずっと楽になるはずです。