鉄フライパンに救われた!料理下手でも美味しくなる魔法の道具

鉄フライパンと出会って、料理がちょっと楽しくなった話
私は正直、料理がそんなに好きじゃありません。
冷蔵庫を開けて「作るのめんどくさいなぁ…」とため息をつくタイプです。
でもある時、料理の本で「鉄フライパンがおすすめ」と書いてあるのを見て衝撃。
「え、あの重たそうなやつ?めんどくさそう…」と思いながらも、なぜか気になってしまったのです。
「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」 という有元葉子さんの本を読んでから料理の考え方がガラッと変わりました。
野菜はしっかり水分を含ませて高温で焼くと焦げない。
高温調理が得意なのでお肉もおいしく焼けるし、炒め物もおいしい。
そんな話を聞いて、そんな世界があったのか、これなら楽しく料理できるんじゃないか、と鉄フライパンに興味を持ち始めました。
苦手でも美味しくできる魔法の道具
どの鉄フライパンにしようか悩む時間も楽しいひと時でした。
はじめは鉄というだけで重いだろうから、なるべく薄くて力のない私でも持てるような26㎝のフライパンを探してネットで買ってみました。
私の父も鉄フライパンでよくチャーハンを作ってくれていましたが、いつもおいしかったので私も自分専用のものが欲しくなりました。
油をなじませていく工程の動画をYouTubeで勉強し、油ならしがきちんとできていないと、引っ付くことを知りました。
- フライパンを洗う
- コーティングされている場合は空焼きしてコーティングをはがす
- コーティングされてない場合は熱して煙を出して、水分をとばす
- 煙が少なくなったら、油を多めに入れなじませる
- キッチンペーパーでその油をふき取り表面に薄くのばしつつ、裏面にも油を塗っていく
- また煙が出るまで熱し、煙が少なくなったら、コーティング完了

何回か使っていると油がなじんできて、引っ付かなくなります!
実際に使ってみてフライパンを育てる感覚が楽しくなりました。
使い捨てのイメージだったフライパンが一生モノのフライパンになり愛着がわきました。
おいしいチャーハンが作りたくて何回も練習して上達して、
夫にチャーハンを作ったら、「もう中華料理屋に行かんでいいね」と言われました!
夫の幸せそうに食べるところを見るのが最高です。
苦手でも「おお、私やればできるんだ」と思わせてくれるのが鉄フライパンのすごいところです。
キャンプでも大活躍

高火力の方が鉄フライパンには向いている…ということはキャンプで焚き火の高火力を利用すればシーズニングし放題では?
(シーズニング=油ならし)
シーズニングにハマっていた私はそう考えました。
キャンプ用に別の鉄フライパンを買い、焚き火の高火力でワイルドにシーズニングしまくりました。
その豪快な焚き火の上でソーセージを焼いただけで、“なにこれ、最高…!”って思うほど美味しい。
特に「せせり」を焼いたときは最高でした。外で食べる+鉄フライパンの組み合わせは最強です。
無理に好きにならなくてもいい
正直、料理自体は今も「めんどくさい」と思うことが多いです。
でも鉄フライパンを使うのは楽しい。パンケーキを焼いてふっくら仕上がったときや、卵焼きがふわっとできたときは「作ってよかったな」と思えます。

ちなみに3個目の鉄フライパンはリバーライトさんのものにしました!
無理して料理を好きにならなくてもいい。
でも“道具にこだわる”ことで「ちょっとやってみようかな」と思えるきっかけが増えました。
苦手でも美味しくできると、フライパンと一緒に成長できている気がして、少し自分のことを好きになれます。
まとめ
料理が苦手でも、鉄フライパンは“料理って意外と楽しいかも”と思わせてくれる相棒です。
料理を好きにならなくても、道具を変えるだけで日常がちょっと変わる。
私にとって鉄フライパンは「台所での小さな冒険の始まり」でした。