砂糖を減らすとどうなる?私が実感したメリットと続けるコツ

砂糖をやめようと思ったきっかけ
私はもともと甘いものが大好きで、毎日のようにお菓子やジュースを口にしていました。
疲れたときや気分転換のときには必ずと言っていいほど甘いものに頼っていたんです。
でも、この肌荒れは砂糖のせいなんじゃないかと気になり始め、「砂糖を減らすと体が変わる」という話を耳にして試してみることにしました。
飲み物から始めた砂糖断ち
実は5年前くらいから「飲み物だけは砂糖を控えよう」と決めていました。
当時、無糖の炭酸水を飲んだとき「まずい!」と感じた思い出がありましたが、レモン味の無糖炭酸水に変えてみたら意外と美味しくて、そこから習慣が変わり始めました。
最初はレモン入りじゃないと飲めなかったのに、次第にレモン無しの炭酸水も飲めるように。
そして、以前は美味しくないと思っていた「ただの水」を飲んでみたら、美味しいと感じられるようになっていたんです。
今思えば、砂糖たっぷりの飲料を日常的に飲んでいたせいで、味覚が麻痺していたんだと思います。
そのときの私は、体にとって「普通じゃない状態」を普通だと勘違いしていたのかもしれません。
砂糖入りジュースを飲んで分かった体の変化
最近、仕事が長引いて水筒の水が足りなくなった日がありました。
仕方なく、人からもらった砂糖入りジュースを水代わりに飲んでしまったんです。
普段なら一口飲んで「やっぱり甘すぎる」とすぐやめていたのですが、その日は疲れていてつい8割ほど飲んでしまいました。
その夜、頭が痛くなり、身体中の血管に砂糖水が流れてドロドロになっていくような感覚に襲われました。
翌朝はさらに衝撃。夢の中で何度も起きているのに実際には眠ったままで、やっと目が覚めたときには体が重くて起き上がれなかったんです。
頭もぼーっとして、一日中だるさが抜けませんでした。
「昔、私が朝起きるのが苦手だったのは、砂糖を摂りすぎていたからかもしれない」
そう気づいた瞬間でもありました。
このだるさを「普通」と思ってしまうと、いつまでも疲れやすく、エネルギーが湧かない体のまま過ごすことになってしまいます。
砂糖を減らすことで感じたメリット
① 体のだるさが減り、やる気が出る
砂糖を控えてから、エネルギーが安定し気分が落ちにくくなりました。
② 肌トラブルが減った
大きなニキビや肌の赤みが出にくくなり、鏡を見るのが楽しくなりました。
昔は常に1個はニキビがあるというのが普通の肌でした。
洗顔を変えたり、化粧水を変えたり、ニキビのクリームを塗ったり、皮膚科でニキビを潰してもらったり、ニキビのせいで肌がかゆくなり、髪が当たるだけでもイライラしていました。
肌トラブルは10年以上、思春期の頃からずっと悩んでいましたが、「砂糖を抜く」ことに早く気づいていればこんなに悩まなかったのかもしれません。
③ 罪悪感が減り、心が軽くなる
「またお菓子を食べちゃった…」という後悔が減り、心もすっきり。
お菓子をたくさん食べた後は、こんな自分だめだ…と自分を責めることも多かった気がします。
④ 節約になる
おやつ代が減って、自然とお金も貯まります。
おやつはつい安い日などにまとめ買いをしてしまっていました。
それが2,000~3,000円になってしまうこともありました。

お菓子は意外と高いわん…!(泣)
⑤ 食事の質が上がる
「お菓子よりご飯をしっかり食べよう」と意識が変わり、栄養バランスも整いやすくなりました。

前まではご飯食べるのめんどくさいから、お菓子をごはん代わりにしていた時もあるのね。

それはやばすぎ!管理栄養士だよね?

…。
無理なく砂糖を減らすための工夫
- 甘い飲み物を「無糖レモン炭酸水」や「無糖炭酸水」、「水」に変える
- おやつを「干し芋・栗・ナッツ・小さなおにぎり」に置き換える
- デザートは週末のご褒美に
- 生理前は無理に我慢しない
- 果物を味方につける
小さな置き換えをするだけでも、十分効果を感じられます。
まとめ
砂糖を減らすことで、私は体も心も軽くなりました。
- 朝スッキリ起きられる
- 肌の調子が整う
- だるさがなくなり、やる気が湧いてくる
疲れやすいとき、栄養ドリンクやサプリに頼る前に「砂糖を減らしてみる」。
これだけで、自分の体が本来持っているエネルギーを取り戻せるかもしれません。
砂糖を控える生活は、思っている以上に自分をラクにしてくれる。
私はこれからも、そんな暮らしを続けていきたいです。